世界王者はRIZINにも参戦したパトリッキー
ベラトールライト級の世界王者に君臨するのは、日本のリングでも川尻やグスタボを1RTKOで下しているチャンピオン、パトリッキー“ピットブル”フレイレ(Patricky “Pitbull” Freire)。
2019年10月12日、Bellatorと提携するRIZINに初参戦し、RIZIN.19のライト級トーナメント1回戦で川尻達也と対戦。右飛び膝蹴りでダウンを奪ってからパウンドの連打を浴びせ、試合開始70秒でTKO勝ち。
2019年12月31日、RIZIN.20のライト級トーナメント準決勝でルイス・グスタボと対戦し、試合開始直後からグスタボを圧倒し、わずか28秒でコーナーでのサッカーボールキックで勝利。続く決勝戦トフィック・ムサエフとの試合では、3Rを通じて攻守が激しく入れ替わり、テクニック的にもハイレベルな接戦の末、0-3の判定負け。トーナメント準優勝に終わった。試合後インタビューにて、パトリッキー、ムサエフ共に準決勝で右手の甲を骨折していたことが判明した。
Bellator世界王座獲得
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AC
2021年11月5日、Bellator 270のBellator世界ライト級王座決定戦でライト級ランキング4位のピーター・クウィリーと再戦し、スタンドパンチ連打で2RTKO勝ち。王座獲得に成功し、リベンジを果たした。
強豪揃いのライト級
キャリアの半分以上が1Rでのフィニッシュという驚異的な強さを誇る、無敗のロシア勢「ウスマン・ヌルマゴメドフ(Usman Nurmagomedov)」は5位にランクイン。14勝の内訳は8KO/4SUB/2判定であり、フィニッシュ率は85.7%。
(動画:2019年大晦日 RIZIN.20のライト級トーナメント決勝)
※ランキングは2022年3月3日現在