2022年3月24日開催「RIZN.34」出場も決定している大原樹理が、遂にDEEPライト級王者のベルトを手にした。
ライジン34では”腹筋ゴリラ”アキラと対戦予定、両者共に「キャリアハイの連勝を記録中」での激突である。
DEEPのベルトと共に大原が勝利を手にするか、アキラが「いつもの予告」どおり失神KOでの決着を見せるか。ホベルト・サトシ・ソウザを頂点とするRIZINライト級でさらに輝くのはどちらか。
武田光司がベルトを返上
第9第DEEPライト級王者の武田光司がベルトを返上。武田との「4度目の対戦」が待たれていた暫定王者の大原が正規王者となり、第10代のベルトを巻くこととなった。
一度目の対戦はノンタイトル戦で判定負け(0-3)、二度目はタイトルマッチで2Rテクニカル判定負け(0-3)、三度目はタイトルマッチでの再戦で3R一本負けと、武田に三戦全敗を喫していた。
それでも「4度目」はあるのか?
武田光司はRIZINに参戦後、他団体の王者に連勝するなど活躍を見せ「DEEPで再度大原と対戦」することにメリットは無いと言える状況でもあった。
一方の大原も「武田がRIZINで敗れている」矢地祐介に勝利するなど、2019年に武田に敗れて以降は6連勝を記録している。
両者共にRIZINライト級のトップ戦線におり、ライジン(もしくは協力関係にあるベラトール)での活躍次第では、いつかRIZINのタイトルマッチで「再戦すべき」日が来るのかもしれない。
大原樹理の戦績(29勝17敗)
MMA戦績は、49試合/29勝/17敗/2分/1無効試合。
29勝の中で16(T)KO・1SUBを記録しており、フィニッシュ率は58.6%。
現在6連勝中(過去最高は5連勝であった)。
次戦:アキラの戦績(17勝8敗)
RIZIN.34で対戦予定であるアキラ(通称:腹筋ゴリラ)の戦績は、29試合/17勝/8敗/4分。
フィニッシュ率は目立って高くはなかったものの、直近4戦では2KO/1SUBで決着をつけている。
また、プロキャリアで初の4連勝中である(過去最高は3連勝であった)。